代表的なのが港区
南麻布・青山・赤坂・白金台・高輪・六本木など、上場企業や高級リッチホテル、外国の主要な大使館が並ぶ華やかな街にベンチャーや外資系、IT企業のオフィスが集まる六本木ヒルズやミッドタウンなどがあり、高層ビル群のグレードも高い印象ですが、特に
白金などは緑もそれなりに豊かで環境も落ち着いている地域です。
各国の主要な領事館が集まり、街にも多くの警官が警備にあたっていたりして、普通の街には見られないセキュリティレベルを感じたりします。
また、高級住宅の賃貸マンションも多く存在します。特に麻布周辺には広い大きな一戸建てや見るからにゆったりとした低層階の高級マンションがあります。
そうした地域には芸能人やお金持ちのセレブと呼ばれる人達が多く住んでいたりすることがあります。
JRや新幹線、東京メトロや都営地下鉄などの多くの交通網が張り巡らされ、交通アクセスも良好です。
そんな東京都内23区で「家賃の高さ」がダントツに高いのが港区であり、他の地域と比較しても1位になっています。
日本全国で家賃の高さが、それも東京都内の中で1位となるば、経済的にも生活していくのが難しいと言われています。
また、郊外に近いところの高級住宅地では二子玉川や成城といった地域が挙げられますが、若者に人気のお洒落な街にも近い下北沢や世田谷区にもセレブが多く、深沢・等々力・奥沢などはブランド化したエリアだと言えましょう。
一方で下北沢や渋谷近くの三軒茶屋には庶民的な空気感も同時に存在していろんな人達が暮らしています。
他にセレブな街を感じる点では、自然も多く、公園などの緑化運動にも力を入れているようで、大小合わせて400以上の公園が整備されていると言います。
そのように高いビルばかりではなく、落ち着きがあって暮らせる環境は、まさに閑静な住宅街と呼ぶに相応しく、渋谷や原宿からも近いとなれば眺望の的でありましょう。
渋谷区では芸能人の多い松涛や広尾、神泉、また原宿の神宮前などがあってマンションや戸建ともに著名な方が住んでいたりします。
近年の建設ラッシュでは高額なマンションの建設が相次ぎ、1億円以上の価格帯もザラです。
渋谷駅はしょっちゅう再開発されているせいか電車やバスなどの交通アクセスがとても良い印象です。
そして、渋谷区といえば明治神宮や代々木公園といった緑豊かで落ち着きのある自然環境もあり、代々木・上原には閑静な住宅街が立ち並び、お陰様でお客様の所へ出張で歩いて行くのにも時間がかかります。
一昔前にはセレブな街と言えば田園調布がよく挙げられましたが、大田区にも並ぶ高級住宅街も人気が高いようです。
そうした地域では一般的に治安もよく、不良も少ないという声も聞きます。
また、少し都心から離れれば、都内近くの神奈川・横浜エリアでしょうか。
関東は平野部分が多く、ビルやマンションの立ち並ぶ様は世界最大の都市メガロポリスとも呼ばれており、通勤圏内には約4000万人が暮らす市街地がどこまでも広がっています。
その中心に国会議事堂や最高裁判所などの日本の重要な機関が集中しており、その中心には皇居があり、日本の最高セレブが住んでおられます。
ちなみに千代田区の15%は皇居の土地にふくまれるそうで、皇居周辺のお堀を巡って緑が続く中を、都会の真ん中で暮らすセレブ達がランニングなどを楽しんでいる風景も目にできます。
東京都と一口に言っても場所により全然雰囲気や空気感といったものが変わりますが、実際に多くのお金持ちが住む高級住宅街はほとんどが高台にある地域という共通点もあります。
これははるか昔から、特に支配者層と呼ばれるような人達がそうだったようです。
東京のセレブが住む街の平均所得のランキングを見ても1位はダントツで港区で1000万円以上が一番多いそうです。
それが冒頭の、南麻布・青山・赤坂・白金台・高輪・六本木といったエリアなんですね。
ちなみに2位の千代田区以下の平均所得は全て1000万円以下となるようです。
千代田区/999万円
3位 渋谷区/851万円
4位 中央区/647万円
5位 目黒区/615万円…
これはあくまでも平均所得のランキングですが、実際には玉石混交で意外な所に大物人物が住んでいたりしますので、行ってみるまでわからない面白さがあります。